作成するプラグインの仕様を考える

お留守番プラグイン

ここではお留守番プラグインを作成することを念頭にコードを書いていきます。簡単に言えば留守番電話サービスのようなものです。留守番機能をONにすると、届いたメッセージ(電話で言う着信)に定型文を返答し、以降のメッセージを記録します。

プラグインの種類

Regnessemには、プロトコルプラグイン、アドインプラグイン、UIプラグインの3種類があります。

プロトコルプラグイン
MSNP8.dllに代表される、サーバとの接続といったConnection/Sessionに関するサービスを提供するプラグイン。
アドインプラグイン
FileIO.dll, StrRsc.dll, ClientSocket.dllに代表される、操作をサポートしたり機能を追加するプラグイン。
UIプラグイン
SimpleUI.dllに代表される、ユーザーインターフェースを提供するプラグイン。

以上の分類から、お留守番プラグインに適しているのはアドインプラグインでしょう。

必要な機能は?

まずは機能のON/OFFを選択できなくてはいけません。これはメニューから選択できるようにすると楽です。

次に、メッセージを受信したことを受け取らなければいけません。プラグインAPIドキュメントを読むと、メッセージが受信したかどうかはSession関係のイベントのOnReceivedMessageを捕まえればいい事がわかります。

そして、定型文を送信しなくてはいけません。これもプラグインAPIドキュメントを探すと、Session管理サービスのSendMessageを使えば送信できそうです。

最後に、受信したメッセージ(OnReceivedMessage)を記録します。これは普通にテキストファイルに書き出していくことにしましょう。

以上の事から、大まかに以下の機能が揃えば完成しそうです。

参考リンク

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